野草の季節が始まりました

野草のお問い合わせを頻繁にいただくようになってきました。

幌加内町内では、野草の季節がようやく始まったというタイミングです。
来週、9日(月)からの1週間は、野草の動きに目が離せなさそうです。

1枚目の写真は幌加内町の中心部からほど近く、国道275号線からほろたちスキー場方面へ少し入ったところにある百年記念公園のそばの河川敷です。
エゾエンゴサクの開花が少しずつ始まりました。

本日5月6日(金)の野草の咲き具合など、各地区ごとにお伝えしていきます。

幌加内地区(百年記念公園そばの河川敷)

河川敷の土手の一部でエゾエンゴサクが咲き始めました。
現在は、写真にある一部のエリアでの開花、といった状況です。

咲いている部分はそこそこ見応えのあるサイズになっています。

エゾエンゴサク越しには、まだまだ雪の残る山並みも見えています。

エゾエンゴサクと一緒にアズマイチゲかな?白い花も見えています。

政和地区

政和地区ではミズバショウがいい感じで咲いていました。

雪解け水の流れる小さな流れのそばにも生えています。

共栄地区(朱鞠内トンネルから少し南)

国道脇に残る雪のそばでエゾエンゴサクが咲いています。

国道から見える林の中にはエゾエンゴサクが咲きます・・・が、全体としては少なめ?
今は一部木の周りが咲いてきた感じです。
これから増えてくるかなぁと期待していますが、どうかな?

共栄ではエゾイチゲとエゾエンゴサクの共演が見られます。

他の場所ではミズバショウがエゾノリュウキンカと一緒に咲いています。

ミズバショウ、幌加内では春先に雪解け水が一定期間たまる場所であれば、割とどこにでも見られます。
水分のあるところに隙あらば生えてるイメージです(笑)

母子里地区(母子里クリスタルパーク)

町内最北の地区なので、他よりすこ~しだけ遅めの開花のことが多いです。

現在は、木の根元のエゾエンゴサクが咲き始めました。
これからだんだんとエゾエンゴサクの範囲が拡がって満開を迎えると、国道275号線を通行しながらでも「あそこ、なんか地面がうっすら青くない?」と思う感じになります。

現在は、パーク内を流れる小さな河川脇の日当たりの良い場所のエゾエンゴサクが一番大きくなっている感じです。
(川そばは群生しているわけではないです)

カタクリは、数年前からエゾシカの食害にやられて群生が見られなくなっていますが、今年は食害については今のところ大丈夫そうな感じです。
去年も大丈夫そうな感じだったのですが、それまでの数年にわたる食害の影響か花の数が少なくて見応えはイマイチでした。
現在は、ようやく葉が開き始めた感じの段階です。
ただ、背の小さいままつぼみになっているものがちらほら見られます。
今年どの程度咲いてくれるか・・・といった感じです。

日当たりの良い川土手はちょうど良い咲き具合です。
ちょっとまとまって咲いている部分です。

来週が成長期?

週末に少し雨もあり気温が下がりそうなのが気がかりですが、来週10日(火)あたりからは再び気温も上がって日差しもでそうです。

週明けからはちょっと気をつけて見ておきたいと思います。