「ブトカマベツ氾濫原プロジェクト」クラウドファンディング挑戦のお知らせ

「幻の巨大魚イトウの棲む川の氾濫原を復元したい」とクラウドファンディングが立ち上がりました。
現在、進行中の「添牛内駅修繕クラウドファンディング」に続いて、今季2つ目のCFです。

ブトカマベツ川氾濫原プロジェクト 概要

幌加内町にある巨大な湖「朱鞠内湖」。
湖に注ぎ込む川の一つに「ブトカマベツ川」があります。ブトカマベツ川がある森は、北海道大学の研究林として120年以上原生林に近い形で管理・研究されてきました。
豊かな自然が残された世界でも貴重な場所です。

ここには絶滅危惧種である幻の魚「イトウ」をはじめとした魚たち、鳥や虫、木々などたくさんの命が棲んでいます。
50年以上前、森の中での研究のために人や車が通ることのできる林道を整備した際にブトカマベツ川の本来の流れを少し移動し、まっすぐな川になるよう手を加えました。

するとブトカマベツ川は「元の流れに戻りたい」と氾濫するようになりました。自然の川は蛇行して流れ、氾濫を繰り返します。
氾濫によってできた湿地帯や小さな池は生物たちにとって命の楽園のような場所となり、その一帯は氾濫原(はんらんげん)と呼ばれます。氾濫原は森が豊かに生きている証しでもあります。

そこでブトカマベツ川を元々の蛇行した流れに戻そうというプロジェクトが立ち上がりました。そのまま蛇行させると林道が使用できなくなってしまうため、近自然工法の木橋をかけて魚や動物などの生物だけでなく人にも優しい、世界に誇れる川をつくろうというプロジェクトです。
しかしながら、現在、このプロジェクトの要である木橋を作る資金が不足しています。
よろしければ、豊かな自然を未来に残す活動をサポートしていただけませんか?

プロジェクトはすでに始まっています。手工具で木の皮むきをし、準備をしています。朱鞠内湖漁協組合、北海道大学、幌加内町など多くのプロジェクトメンバーが何度も話し合いをし、ブトカマベツ川の未来のために奮闘しています。
是非ともクラウドファンディングにご協力頂けますよう、よろしくお願い致します。

詳細は、下記URLよりご確認ください。
●「ブトカマベツ川氾濫原プロジェクト クラウドファンディング」-READYFOR
https://readyfor.jp/projects/butokamafloodplain
●「ブトカマベツ川氾濫原プロジェクト」プロジェクト紹介サイト
https://butokama-hanrangen.com/